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地震の時にはガソリンスタンドに逃げ込めば助かりやすい⁉

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地震の時にはガソリンスタンドに逃げ込めば助かりやすい⁉

もし街中にいる際に地震が発生した場合、どこへ逃げ込むのが最も助かる可能性があると思いますか?

タイトルを見ればおおよそ見当がつきますね。

それはガソリンスタンドです。

えっ⁉ っていうのが正直な感想でしょう。

管理人もそうでしたが、ガソリンスタンドほど危険だって思っていました。

この大きな勘違い(思い込み)は、地震発生時にまさに命を左右することになります。

ではなぜ、ガソリンスタンドが助かる可能性が高いのでしょうか?

この記事を読んで分かること

災害時にガソリンスタンドが最も安全な理由。

ガソリンスタンドが安全な理由

それではなぜガソリンスタンドが安全なのか、その理由を説明します。

消防法による厳しい基準をクリアしている

ガソリンスタンドは何を取り扱っていますか?

それはガソリンや灯油など『可燃性の危険物』ですね。

もし『引火』でもすると大惨事になってしまいます。

そこで、ちょっとやそっとでは引火しないように、『消防法』により厳しい基準が設けられているのです。

  • かなり大きな地震に耐えられる耐震設計
  • 地下タンクへの引火を防ぐ安全な作り
  • 周囲への延焼を防ぐ分厚く高い外壁

答えは『建物がものすごく頑丈に作られている』ってことなんですね。

どのくらい頑丈かっていうと、『地震が来ても壊れない・燃えない』くらいだと思ってください。

地震で倒壊した事例がない

実は、日本においてガソリンスタンドが地震で倒壊した事例が一例もないんです。

驚くべきことに、火災事故爆発事故も、起きたことがありません。

あの1995年のマグニチュード7.3を記録した『阪神淡路大震災』でも、ガソリンスタンドは一軒も倒壊しなかった!という事実があります。

また、ガソリンスタンドが火災の延焼を止めガソリンスタンドで守られた家屋は延焼を免れました。

なんと、被災地区にあった869ヶ所のほとんどに被害がなく、震災から2日後にはそのほとんどが営業を再開しています。

その他のライフラインの復旧にかかった日数

注目

  • 電気 ―  6日
  • ガス ― 14日
  • 水道 ― 72日

これだけの被害と影響のあった中でガソリンスタンドは無傷だったことが信じられません。

それだけ丈夫に作られているんです。

それが『ガソリンスタンドが最も安全!』って理由なんですね。

その他の建物の安全性

街中にいて地震が発生した場合、近くにガソリンスタンドがあるとは限りません。

ではそんな時に、どこへ避難するのがいいのか?

基本的にはどの建物も必ずしも安全だとは言えませんが、建物の特性や危険個所を知っておくことが万が一の時に役立ちます。

ビルなどの建造物

落下物のない場所であれば少しは安全ですが、建物の耐震性にも影響します。

割れたガラスが落下したり、飛んできたり、踏んでケガをする危険性が高く、物が落下したり、移動して衝突するケースもあるので、物がない場所へ避難します。

高い建物の場合、火災が発生した時には上層部ほど避難が困難になります。

一階部分は、津波などの危険性がある地域では避けた方が賢明です。

陸橋や歩道橋などの下

大きな地震では倒壊(とうかい)して下敷きになる危険性があります。

あまりおすすめできません。

比較的に安全な場所は?

 

では、どこか安全な場所はないのでしょうか?

 

考え方としては『落下物などから身を守れる場所』が安全だという認識で、周囲を見渡して避難場所を選びましょう。

街中(まちなか)で見つけられそうな場所として

  1. 大きな街路樹の下
  2. 公園・広場

こういった場所が安全なんだ!って覚えておくと、いざという時に素早く行動できます。

地震の時はガソリンスタンドを探そう

最低限、ご自宅職場周辺のガソリンスタンドは把握しておくことが大切。

管理人のように田舎に住んでいる場合でしたら、まずは田んぼなど落下物や倒壊の恐れがない場所へ避難した方が安全です。

わざわざ遠方のガソリンスタンドへ行く必要はありませんのでお間違えのないように。

地震の際、建物が多い街中に居た場合は『ガソリンスタンドが最も安全!』ってことを覚えておきましょう。

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