これまでは賃貸住宅の『家賃』は『クレジットカード払い』ができないのが常識でしたが、最近は家賃もクレジットカード払いに対応している物件が増えてきています。
そこで、クレジットカード払いのメリットやデメリット、対応している不動産会社を紹介したいと思います。
この記事を読んでわかること
- 家賃のクレジットカード払いに対応している不動産会社
- 家賃をクレジットカード払いにするメリット
- 家賃をクレジットカード払いにするデメリット
家賃のクレジットカード払いに対応している不動産会社
家賃のクレジットカード払いに対応している、大手不動産会社はいくつかあるので紹介します。
全国賃貸情報 アパマンショップ は、一部の物件でクレジットカードで家賃の支払いが可能
レオパレス21 は、一部の物件で「JALカード」での支払いに対応
ピタットハウス は、「家賃deポイント」対象物件で「夢なびVISAカード」でのみ支払い可能
minimini は、一部の物件で、家賃のクレジット払いが可能
大東建託 は、「連帯保証人不要プラン」を利用する条件でクレジット払い可能
クレジットカード決済が可能かどうかは不動産会社や物件によって違います。
また、使用できるクレジットカードの種類も限定されている場合があるので確認が必要です。
クレジットカード払いのメリット
家賃をクレジットカード払いにすることでの大きなメリットは2つあります。
家賃をクレジットカード払いにすることで、最も大きなメリットは、何と言っても利用した分だけ『ポイント』が貯まること。
通常は、ショッピングなどを利用すると貯まるポイントですが、ひとり暮らしの毎月の固定費で、最も高い支払いになる『家賃』の支払いにポイントが付与されるのですから利用しない手はありません。
ショッピングで毎月数万円を使うことはありませんから。
ポイント還元率1.0%の場合
家賃 5万円 → 年間6,000円分
家賃 7万円 → 年間8,400円分
家賃10万円 → 年間12,000円分
上記のポイントが還元されます
当然、2年間で2倍、5年間で5倍になるので、電化製品の買い替えなどに回せたり、ポイントのおかげで生活が豊かに。
2つめは、家賃の未払いを防ぐことができる点です。
家賃の支払い方法で一般的なのは、「口座振替」「振込」「直接払い」ですが、口座残高が足りなかったり、うっかり支払期日を忘れていた、といったことで「家賃滞納」にでもなると、信用問題になったり、物件によっては「退去要請」が届く場合もあります。
クレジットカード払いでは、そういった状況を未然に防ぐことができます。
家賃をクレジットカード払いにするメリット
- ポイントがドンドン貯まる
- 家賃の未払いが防げる
クレジットカード払いのデメリット
家賃をクレジットカード払いにするデメリットは2つ。
カードの「利用限度額」を超えてしまうと、クレジットカード会社への「信用情報」に影響してしまう部分です。
ですから、家賃の支払いが確実にできるように、毎月クレジットカードの利用限度額の確認をしておきましょう。
できれば、「家賃や公共料金の支払い用」と「ショッピング用」のクレジットカードを分けておくのをおすすめします。
もう1つは「連帯保証人不要物件」で、保証会社指定のクレジットカードに入会しないといけない場合。
この場合、利用したいクレジットカードで家賃の支払いができないので、事前に確認しましょう。
まとめ
家賃をクレジットカード払いにすると、ポイントがドンドン貯まっていき、貯まったポイントは他の生活費に充てることができます。
そのため、少しでも『ポイント還元率の高いクレジットカード』を選んで利用するのがポイント。
物件もクレジットカードも賢く選んで、生活を豊かにしましょう。